メゾン・ケンポクのちょっと何かはある2021 レビュー 川内有緒×松本美枝子《“地域”の文化は何がつくる?
ーケンポク、いわき…、となりの物語をきくー》
精神の飛び火する場所
小松理虔(ローカル・アクティビスト)

2022/03/30 きく

茨城県北地方の目と鼻の先のところにあるいわき市に住んでいるというのに、正直なところ、常陸太田市にぼくの足が向かうことはこれまでほとんどなかった。記憶があるのは、材木屋に勤めていた10年くらい前、市内にある木工所に何度か商談しに行ったことくらいだ。袋田の滝になら何度も行ったけれど、常陸太田は「通過」するだけだった。ロッコク(国道6号線)沿いにある高萩や日立ならちょくちょくドライブに出かけているのに、常陸太田という町は、知らないわけではないがほとんど縁がない、そんな町であった。

ところが、ひょんなことからご縁ができた。昨年11月。常陸太田市の中心部にあるアートセンター「メゾン・ケンポク」で開催された「メゾン・ケンポクのちょっと何かはある2021」のトークイベントに参加したのだ。

今まで素通りしていた町が「目的地」になった。ぼくが車を走らせたのはすっかり日が暮れたあとだったけれど、いい感じに古びた民家や神社、寺院はとてもいい味を出していたし、あちこちに点在する里山はのんびりとした雰囲気を醸し出していて実に気持ちがよかった。港町育ちのぼくにとって、里山の風景はいつも「憧れ」の先にある。

ただ、のんびりとした町の雰囲気とは裏腹に、トークは激しく、熱かった。地域にとって必要な場とはどのような場か。そのことを心底考えさせられた気がする。

向こうからやってくるもの

ホスト役は、地域おこし協力隊を経て現在は地域おこし協力隊マネージャーとして「メゾン・ケンポク」を運営する美術家の松本美枝子さん。ゲストは、ノンフィクション作家の川内有緒さん。有緒さんは、いわき市神谷地区で繰り広げられている「いわき万本桜プロジェクト」を描いた『空をゆく巨人』という作品でも知られている。二人とも、地域、芸術、表現、場づくりというようなキーワードでゆるく重なり合う。そしてぼくも、震災後のいわきで、まさにそれらに関わってきた。それでこのトークが気になって、いわきから車を走らせてきたというわけだ。

トークは、お互いの自己紹介からゆるやかに始まった。

まず松本さんが、茨城県の地域おこし協力隊ついて解説していく。松本さんによれば、茨城県ではアーティストが地域おこし協力隊となり、過疎の地域の活性化を試みてきた。その活動拠点が、この常陸太田市のメゾン・ケンポクだ。これまで、松本さんを中心にさまざまなプログラムが企画されており、2019年には、有緒さんがゲストに招かれ、地元の古い写真から物語を紡ぐというワークショップが開かれたそうだ。

続いて有緒さんの自己紹介が始まる。印象的だったのは、「自分は、出会ったものに惹かれていくタイプ。向こうからやってきたものを捕まえる、それが自分の取材スタイルなんです」と語ったところだ。自分から行くのではない。有緒さんにとって取材対象は、向こうからやってくるものなのだ。最初の自己紹介で語られた言葉だけれど、この「向こうからやってくる」という言葉は、この日のトークの核心をついていた気がする。

有緒さんは続ける。「どの地域でも、行けば行ったで面白いものが転がっているんです。いわきのきっかけは、たまたま郡山のカフェでイベントをしたとき、ある人から、いわき回廊美術館(プロジェクトが管理する里山にある美術館)が面白そうだと聞いたことでした。実際に行ってみると志賀さん(プロジェクトの代表)がとってもパワフルで。面白そうなおっちゃんたちがいるなあと思って取材をお願いしたら、すぐ断られたんです(笑)。だめだぁ、取材されたら人がどんどん来るからって。それでますます興味が湧いたんです。人に来て欲しくない美術館に」。

有緒さんは、場に興味を持った。そしてそこに関わる人を知るにつれ、「こんな面白そうな話、誰も書かないの?」と思った。けれど、実際に書き始めたのは、プロジェクトに関わるようになって2年ほど経ってからだった。「最初に本にしたいと言ってたらダメだったと思う」と有緒さんは振り返る。

ノンフィクション作家なら瞬発力で取材を始めてしまいそうなところだ。けれども有緒さんは、まず「そこにいる」ことを選んだ。そして、その場で過ごす時間を楽しみながら、まさに「向こうからやってくる」瞬間を待った。場と人の関わりがなにかしらの果実を生み出すまでには、それ相応の「待ち時間」が必要なのだ。

有緒さんの言葉に松本さんも呼応する。「場所を作ったり、人をつなげたいというとき、計画して大きくするってことを考えちゃうけど、それをやらない時のほうが、あとあと人生をかける仕事になることが多い気がする。何かを狙わずに、でも一生懸命やってると、何かを引き当ててしまうっていうか」。

有緒さんは「むこうからやってくる」といい、松本さんは「引き当ててしまう」という。表現は違うが根っこは一緒のように思うし、まさにここに、二人の考えの根っこが見えた気がした。何か大きな獲物を釣ってやろう、なにか大きな成果を出そう、という強い意志があるわけではなく、その場を楽しんだ結果偶然引っかかるもの、つまりエラーのようなものに、二人とも希望を見出しているのではないかということだ。二人にとって作品とは、いつだって、なにかの結果として、意図せずに「生まれてしまう」ものなのかもしれない。

逸脱する冒険家たち

トークはこのあと、いわき万本桜プロジェクトの代表、志賀忠重さんと、志賀さんの盟友であり世界美術家として知られる蔡国強さんの話になった。いわき万本桜プロジェクトは、志賀さんと蔡さん、二人による長年のパートナーシップがなければ成り立たない。

二人が出会ったのは1980年代。まだ蔡さんが美術家として無名だったときに、志賀さんが蔡さんの作品を買ったことがきっかけだった。蔡さんは当時、日本の大学に留学中でお金に困っていたらしい。あるとき、いわき市内のギャラリーで蔡さんの個展が開かれた。そこでギャラリーのオーナーから購入を依頼された志賀さんは、なんと200万円分もの作品を購入したのだ。頼まれごとを断れない志賀さんは、それ以来、蔡さんの無茶な要求を聞き入れ、あるときは仲間たちと砂浜から難破船を引き起こし、またあるときは、その船を使った作品を組み立てるために海外の美術館へ渡航した。そうして二人は盟友になったのだ。

有緒さんは、こんなエピソードを紹介した。「蔡さんがいわきで個展をやったときのコンセプトが、“ここの人たちと時代の物語を作る。この土地で作品を育てる”というものだったそうです。時代の物語を作るなんてなかなか言えないでしょ? でも、長い物語が本当に始まったんです。今は、里山に9万9千本の桜を植える物語になった。不思議な偶然が30年もの間、いわきに蓄積してきたってことだと思うんです」。

松本さんはすかさず「志賀さんは冒険から始まった人だね」とコメントを返す。するとここからまた、トークは「冒険」というキーワードに切り替わり、さらに刺激的な話が繰り広げられた。

有緒さんはいう。「志賀さんは本当に冒険的。なんていうか逸脱してるんです。なにから逸脱しているかというと、常識から。彼らの冒険は、山に登るというような冒険じゃなくて、何かから逸脱することだと思います。志賀さんはいわきにいるけど、やってることは冒険。だから蔡さんというもう一人の冒険家と出会ったんじゃないかな」。

志賀さんも冒険家。蔡さんも冒険家。二人とも、長い旅を続ける同士なのだ。そして、二人の続ける冒険に有緒さんも巻き込まれ、二人とともに冒険をするハメになった。そういうことではないか。

「あっちゃんは、そんなことを全然知らずに行ったわけでしょう? そうしたらなにかを掘り当てた。とっても面白いなと思ってたんです。本にしようとは思ってなかったのに、そうまとまった。それもまた逸脱だよね」。松本さんの言葉、本当にそうだなあと思う。有緒さんも逸脱したのだ。だから待てた。「作家」という自分の肩書をいったん外して、どうなるかわからないこと、不確定な未来を楽しもうとした。それも立派な冒険家だ。

思えば、有緒さん以上に松本さんも冒険しつづけてきた。そもそもアーティストが地域おこし協力隊になるなどアートの本流からは外れているし、松本さんの作風自体が枠に収まり切らない。時に美術家、時に写真家であり、時に作家として文章まで書く。そうして自分の表現に枠を作らず、逸脱し、越境を試みてきた。ああなるほど! この日のトークショーは、松本美枝子と川内有緒、二人の冒険家によるトークショーだったわけだ!

冒険家は、枠を決めない

いわき万本桜プロジェクトの話が落ち着くと、次に、有緒さんの新著『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』の話になった。この本の主人公、白鳥さんは、水戸に暮らす美術鑑賞者だ。目に障害があるが、いろいろな人たちの力を借りながら美術作品を鑑賞している。ネットを検索してみると、本についての書評やブログをたくさん見つけた。有緒さんと白鳥さんの物語は、すでに多くの読者の心を打っているようだ。

川内さんは、白鳥さんについてこう語る。「目の見えない美術鑑賞者も逸脱だと思うんです。常識から逸脱したところに一歩出てみようって、やっぱり逸脱ですよね。もともと目の見えない人が美術を鑑賞すること自体はあったけれど、白鳥さんのように自分一人で美術館にアクセスして、実際に見に行った人はいなかった。白鳥さんには境界線を越える力があったっていうことだと思います」。

逸脱する白鳥さんに出会った有緒さんは、やはりここでも逸脱してしまう。なんと、ノンフィクション作家だったはずが、本の執筆と平行して白鳥さんの映画を撮ってしまったのだ。いきなりの転身! 松本さんは「あっちゃんって、もともと映画監督になるのが夢だったんだよね。そのあっちゃんが監督になってるのを知って、やりたいと思ったことをやってみようって勇気が出た」とコメントを返す。二人の友情が垣間見えた瞬間だった。

有緒さんは「映画監督だってできるに違いないと思ってた」そうだ。「なにか新しいことをやろうときにも、できないなんて思わなくて、できるとしか思わないんです」。なんというポジティブさ!

そんな有緒さんのポジティブさが、松本さんにも影響したことがある。「カメラマンをしていた時からずっと文章を書く仕事がしたいって思ってたんです。それをあっちゃんに相談したら『人に見せたほうがいいよ』と言われて。それで、しょうもない文章だけど、自分の書いた文章をあっちゃんに見てもらったんだよね。そのあと、一緒に仕事しようって誘ってもらった。あの時に背中を押してもらったんです」(松本さん)。

二人の話を聞いて、逸脱は伝播するのだなあと思った。だれかの逸脱に触れて、自分もやってみたい、こんなことをしたら面白そうだと、心に火が灯るのだ。言い換えれば、逸脱する人たちの心の火が、別のだれかに「飛び火」する。

とするならば。地域にとって必要な場とは、冒険家や逸脱者が集まり、さらなる飛び火が生まれるような場所ということになるだろうか。ではほんとうに、飛び火するための場づくりなんて可能なのだろうか。場づくりをテーマに、トークは後半に入っていく。

目的を掲げない場

松本さんは、メゾン・ケンポクを舞台とした自らの場づくりについてこう語る。「アーティストとして関わるわけだから、作品制作だけでもいいけれど、制作と展示だけでは見る人が限られてしまうと感じてた。だから、こっちの地域おこしのほうが、これまでとは全然違った場所に関われると思ったんです。人生をかけて、アーティストが町の人たちと関わるということを時間をかけてやってみよう、社会実験をやってみようと」。

アーティストによる地域の場づくり。その壮大な社会実験のひとつが、有緒さんをゲストに招き、2019年に開催されたワークショップだった。常陸太田の街や建物を写した写真のなかから3枚を選んで、頭に浮かんだことを物語にするというもので、最終的には、参加者の書いた文章を混ぜこぜにし、有緒さんがひとつのエッセイに仕上げた。

写真の選び方からそれぞれ違う。書き方、捉え方も違う。けれども、バラバラだった作品がひとつの物語になるそのプロセスで、参加者たちは自分の属性や立場を外し、みんなで「想像」の船に乗る。普通なら出会わない人が出会い、言葉を交わし、そこに新しい関係が作られる。「表現」を取り入れたワークショップだからこそ生まれる関係だ。

ワークショップを通じて新しい出会いが生まれた。その象徴が、メゾン・ケンポクのサポートスタッフ、佐々木恭子さんだ。松本さん曰く「今日の受付をしてくれていた恭子さんは、その時初めて出会って、気づくと主要メンバーになっていました」。その恭子さんは、いわき万本桜プロジェクトでもボランティアとして活動していて、有緒さんにとっても大切な人になっている。(ちなみにいわき万本桜プロジェクトで植樹したことのある筆者も、恭子さんのことをよく知っている)。

有緒さんはいう。「何かをやると、何かが起きる。こんな風になると思わなかったけれど、偶然の出会いが転がり始めるんです。だから、その余地を残しておくことが大事。目的を作ってその目的を目指して実行していくのものあるけど、結局、何かをしようって決めても、そのとおりいかないことのほうが多いから、決め込まないでやっていくことが大事なんじゃないかな」。

余白のある場。決め込まない場。目的に縛られない場。松本さんが、とある実例を紹介してくれた。恵比寿にある「gallery and shop 山小屋」というスペースだ。有緒さんのお母さんが立ち上げた場所で、今は妹さんが運営しているそうだ。

有緒さんは山小屋について「場があると、何かやろうという気になる」という。あるとき、人形劇をやろうという話になった。すると、作家による滞在制作もできるかなとか、それならばここに寝泊りしながらやりたいとか話が一気に広がった。小さな場だからこそ、その時の感覚でやりたいことができた。そうして30年、続いてきた。

松本さんは「不思議な循環がみんなのものになるには、時間も大事なんだなあ。人と人、人と場所をつないでいくには時間なんだ。お金じゃなくて」とつぶやいた。

お金がない。それでもほそぼそと続けていくには人がいないといけない。有緒さんは「本気でなにかやりたいって人が交わっていくと、だんだんみんなのものになって、わけがわからないけれど、育ってく。みんなの場所だって言える場所が増えていくと、人が通いやすくなるよね」と、松本さんに返した。

何かをするために場があるのではなく、場があるから何かをしたくなる。まどろっこしい話に聞こえるけれど、二人が話していることは、つまりそういうことだ。けれども、地域の中には意外と場がない。どの場所も、あれをするところ、これをするところと目的が掲げられている。その目的を外れる人は、立ち寄りにくい。だからもう少し、無目的で、何にでも使えて、だから説明が難しいのだけれど、みんながフラットに集まれる場、空間、物件、そういうものが増えるといいなあとぼくも思う。

そのような場には対話が生まれる。自分とは異なる意見や言葉も耳に入る。それでも、それすらもエネルギーに変えていく。有緒さんが紹介してくれた、蔡さんのエピソードが面白かった。

「蔡さんはすごい量の爆薬で作品を作る作家なんだけど、混乱が大好きで、混乱していくことのエネルギーに惹かれているんです。蔡さんがいわき沖の海に浮かべた導火線に火を走らせたとき、反対する人もいたそうです。こんなことやってどうするんだとか、やってみたら地味だったじゃないかとか。でも蔡さんは『その人もプロジェクトのメンバーの一人だね』と言ったそうです。わかりきった場所には混乱は起きないから、枠組みを疑って、壊そうとする、混乱のエネルギーを大事にする、そういう人となんかをやるのが面白いんじゃないかな…」

枠組みを疑い、壊そうとし、混乱をエネルギーに変える人のことを「芸術家」と呼ぶのだとぼくは思う。有緒さんや、松本さんのことだ。そういう人たちが場にいることで、地域は混乱し、かき混ぜられる。けれど、普段とは違う回路でコミュニケーションが生まれていて、気づくと、なにかがだれかに飛び火しているのだ。数値化するのは難しい。経済効果で測るのも難しい。けれど「何かはある」のだ。

有緒さんはいう。「その場が魅力的かどうかなんて、2、30年経たないとわからないもの。だから爆発させ続けるしかないと思います。地域のためというより、そこにいろいろな人がいることが大事。私のこれまでの執筆もそうでした。個人と個人が出会った先、それをとことん追いかけていくと、作品ができて、気づくと書いた人のファンになってる。だから、情熱を持ち続ける。炎を絶やさないこと。自分にとって炎の燃料は何かを考えると、少なくとも私にとっては『社会のため』じゃない気がするな」

しびれるような熱が、穏やかなノンフィクション作家から、一瞬、立ち上がったように感じられた。その熱に、ぼくも触れた。同じように熱に触れた参加者が、その熱をそれぞれの地域に持ち帰ることだろう。その火がどうなるかはわからない。けれど、熱は、たしかにここから発せられた。

それでも二人は飄々と話を続け、すぐに「平熱」に戻る柔軟さも持っている。「結局、必要な場所ってさ、好きな人とご飯を食べて、お喋りできる。それでいいんじゃない?」と有緒さんが語れば、「それくらいでちょうどいいよね。うまく行ってるところって、きっとそんなもんじゃないかな」と松本さんが返す。二人の冒険家の対話のスイッチは、こんなふうにカチカチと切り替わり、会場を飽きさせることなく続き、気づくと、あっという間に二時間がすぎていた。

トークが終わったあと、残った参加者と小一時間はおしゃべりしただろうか。みんな初めて会った人たちばかりだ。けれど、この日の会場の熱に触れたという一体感があった。ロックバンドの演奏を聴いたあとのような、巨編映画のスタッフロールを見終わったあとのような、みんなが何かについて語りたい、触れ合いたいという熱があった。たった二時間だったけれど、二人の「対話」という冒険に同行したからだろう。

確信することがある。地域に必要なのは、こういう場なのだ。そして、その場に人が集い10年、20年という時間が経ったとき、その厚みだけの物語が生まれる。有緒さんが言っていた。『空をゆく巨人』はいわきの、『目の見えない白鳥さんとアートを見にいく』は水戸の物語でもあるんですと。場を通じて、人を通じて、物語は立ち上がる。「メゾン・ケンポク」が20年続いたら、そこに常陸太田の物語も生まれるだろう。有緒さんよりも先に、書籍化のお願いをしなければ!

終わり


【小松理虔】
1979年福島県いわき市生まれ。地域活動家。いわき市小名浜本町通りでオルタナティブスペース「UDOK.」を運営しつつ、さまざまな地域活動、執筆などを行っている。『新復興論』で第18回大佛次郎論壇賞を受賞。

メゾン・ケンポクのちょっと何かはある2021
となりの戸をたたく


日程:2021年11月19日(金)20日(土)21日(日)23日(火・祝)26日(金)27日(土)28日(日)
会場:メゾン・ケンポク(常陸太田市西一町2326)
主催:茨城県北地域おこし協力隊マネジメント事業
企画:メゾン・ケンポクのチーム
協力:ネットワークKENPOKU、茨城大学(茨大―日立製作所連携プロジェクト)
アートディレクション:高野美緒子
メインビジュアル:松本美枝子

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トークイベント「“地域”の文化は何がつくる?―ケンポク、いわき…、となりの物語をきく―」
「“地域の文化”をつくるものとは一体何だろうか?」をテーマに、ノンフィクション作家の川内有緒と、写真家で茨城県北地域おこし協力隊マネージャーの松本美枝子が対談します。それぞれの実践や体験を通して、”地域文化”と、そこに在る”ひと”や”場所”、そして”物語”との関係性について考えます。
 また、フロアには実際に地域での文化実践に関わっている実践者も迎え、声をきいていきます。

日時:2021年11月19日(金)19:00〜20:30(開場18:30)
ゲスト:川内有緒(ノンフィクション作家)
聞き手:松本美枝子(写真家・美術家)
定員:15名【要事前予約】(先着順)
参加費:500円

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